ここは、
あなたが安心して、
あなたらしくいられる    
場所です。

安心して、信頼の中で、いっしょに探求し、成長していくために。

「セーフスペースのご案内」は、ここに集うみんなでどんな場を育てていくのかを、やさしく思い出させてくれるものです。
「5つの約束」は、決まりごとではなく、おたがいを支え合いながら、安心できる空間を育てていくための、小さなヒントです。

ここが、「自分らしくいられる場所」になるように。

セーフスペースへの招待

アクロヨガ広島では、すべての始まりは「自分の気持ちを大切にすること」です。
無理をせず、安心して動けることを、いちばんに考えています。

疲れているとき、不安を感じたとき、「今日はやめておこうかな」と思ったとき——
そんなときは、休んでも大丈夫。
その気持ちを大切にすることは、自分の安全を守るだけでなく、
まわりの人にも、安心を伝えることにつながります。

ここでは、気持ちを伝えることは、わがままではありません。
「ちょっと怖い」「これは難しいかも」——
そんな素直な言葉は、いっしょに動く相手にとって、とても大切な情報です。
おたがいに気持ちを伝え合うことで、誤解を防ぎ、信頼が生まれます。

この空間の出発点は、「セーフスペース」という考え方です。
安心できる場所が少ないと感じている人たちも、心地よく過ごせる空間を目指しています。

ここでは:
– 無理に触れることはありません
– 自分のペースで参加できます
– 「いや」と言っても大丈夫です
– その気持ちは、ちゃんと尊重されます

アクロヨガには、一人がもう一人を支える動きが多くあります。
たとえば、ある人が地面に寝て、もう一人を足で支えるようなポーズもあります。
空中にいる人は、地に足がついていないぶん、相手を信じる力が必要です。
だからこそ、支える人には大きな思いやりと責任が求められます。

ポーズを「成功させる」ことよりも、
おたがいの気持ちを感じ合い、
声をかけながら一緒に動くことを大切にしています。

うまくいくときも、うまくいかないときも、そこには信頼があり、
その信頼は、小さなやりとりの中で少しずつ育っていきます。

このスタジオには、年齢も、性別も、体格も、経験も、考え方も、さまざまな人が集まります。
だからこそ、おたがいに思いやりをもって、ていねいに接することが大切です。

ここに集まるみんなで、あたたかく、安心できる空間を育てていきましょう。

5つの約束

安心・信頼・楽しさのために
このスタジオでは、みんなが心地よく過ごせるように、5つの約束を大切にしています。
 小さな気づきややさしいやりとりが、信頼やつながりを育てていきます。
アクロヨガ広島で大切にしているのは、「聞くこと」「伝えること」「一緒に動くこと」。
 この5つの約束は、その土台となるものです。

1. 自分の声を聞く
まずは、自分の身体や気持ちに耳を傾けてみましょう。
 「今日は疲れてるな」「ちょっと休もうかな」——そんな感覚は、とても大切なサインです。
 自分を大切にすることは、この場所で安心して過ごす第一歩です。

2. 相手の声を聞く
パートナーの表情や呼吸、動きの変化に気づいてみましょう。
 緊張してないかな? 無理してないかな?
 小さなサインに気づくことで、おたがいの安全と信頼が育っていきます。

3. 自分の声を伝える
「ちょっと怖い」「これは難しいかも」など、感じたことをやさしく伝えてみましょう。
 「いや」と言えることも、大切なコミュニケーションです。 本音が伝わると、相手も安心して動くことができます。

4. 動く前にたしかめる
はじめて組むときや、新しい動きをしたいときは「やってみてもいい?」と聞いてみましょう。
 そして「OKだよ」と返事をもらってから進みます。
 このひと声が、おたがいの信頼をつくります。

5. 正しさより、やさしさを
うまくできることよりも、ゆっくり・ていねいに・やさしくいることを大切にしましょう。
 やさしい言葉や動きが、まわりにも安心を届けてくれます。
 このスタジオは、がんばりすぎなくてもいい場所です。

最後に
すこしずつ、おたがいを思いやる練習を重ねていくことで、
 この場所は、安心とつながりのある特別な空間になっていきます。