あなたのペースで、
一歩ずつ。
ここから始まる、心と体の旅。

この道のりには、自分のからだとじっくり向き合い、
誰かとやさしくつながる時間が含まれています。

やがて地域の中で、新しい出会いがそっと芽吹きはじめる、
そんな静かな可能性が広がっています。

支え合うヨガの道のり

🟢 ステージ 0 – そっと、となりにいる

まずは、となりにいることから。

支え合うヨガは、人と人が身体で関わり、信頼やあたたかさを育んでいく練習です。

けれど、その出会いの一歩目は、
まず「そっと、となりにいる」ことから。

このステージは、まだ触れ合いのない時間。
ゆっくりと自分の呼吸や動きに意識を向けながら、
人が近くにいる心地よさや安心感を、静かに育んでいきます。

わたしたちが大切にしている「5つの約束」にもあるように、
すべてのふれあいは、合意と対話の上で行われます。
ここでの「ふれない」という選択も、尊重される大切なコミュニケーションです。

触れることに少し不安がある方も、
この場所がはじめての方も、どうぞご安心ください。

まずは「無理なく、ただそこにいる」ことから。

目を合わせる、呼吸を合わせる、
まわりの空気を感じる。

それだけでも、すでに小さなつながりがはじまっています。

このステージは、ふれあいをやさしく始めていくための準備の時間。
クラスの中では、その日の参加者の様子を見ながら、
希望される方と一緒に、次のステージ(ふれあいヨガ)に進んでいきます。
「やってみようかな」と感じたときに、そっと一歩ふみ出せるよう、
ゆるやかにご案内していきます。
🟢 ステージ 1ふれあいヨガ – Contact Yoga

ふれあいの中で、安心が育っていく。

床の上で行う、持ち上げのないパートナーワーク。
重さを分け合いながら、支える・支えられる関係をていねいに体験します。

ふれあいヨガは、パートナーとのつながりをやさしく体験する最初のステージです。
立った姿勢でのシンプルな動きを通して、おたがいに無理なく体を支え合うこと、
そっと触れ合うことをゆっくりと試していきます。
重さの変化や圧の感覚に気づきながら、相手にも自分にもやさしく寄り添う練習です。
たとえば、軽く触れる・もたれる・バランスを取るなど、小さなふれあいの中で「支えること」「支えられること」を感じていく時間です。
おたがいの存在を尊重しながら、一緒に動く静かな時間を過ごすことで、自然と信頼や安心感が育まれていきます。
🟡 ステージ 2ひらくヨガ – Opening Yoga

そっと声をかけて、ふわっと心がひらく。

床での支え合いから一歩進んで、スポッターに見守られながら行う、やさしいリフトやサポートのポーズに挑戦します。
飛ぶような感覚とともに、バランス・観察・思いやり・対話を深めるステージです。


誰かに身体を支えてもらうという体験は、
思いがけず、やさしい驚きとして心に残ります。

ふだん、私たちは自分の足で立ち、歩き、すべてを支えています。
でももし、少しだけ誰かに支えてもらえたら——?

このステージでは、
「やってみようか」「ここまで大丈夫?」と、声をかけ合いながら、
スポッターの見守りの中で、やさしいリフトに挑戦していきます。

おたがいに気持ちをたしかめながら、
バランスをとり、タイミングを合わせて、
ほんの少し体がふわっと浮くような感覚を味わいます。

「あれ? これならできるかも」
そんな気づきが、そっと心をひらいてくれます。

驚きや笑顔は、無理をしたときではなく、
安心感と信頼の中で自然と生まれてくるもの。

心と体、そして想像力までもが、
ふわっと、ひらいていくような時間です。
🟠 ステージ 3 – 軽やかヨガ – Graceful / Light Yoga 

呼吸とともに、軽やかさが育っていく。

ひらくヨガとアクロヨガのあいだをつなぐ、やさしいチャレンジのステージ。
軽やかさは、最初から持っているものではなく、
練習と支え合いの中で、少しずつ育っていく感覚です。


これまでのステージで育んできた信頼と経験を土台に、
ここでは、アクロヨガの「軽やかさ」や「安定感」「心地よい流れ」の感覚を、少しずつ育てていきます。

前のステージで紹介された「ポーズ」は、
なめらかな移行動作を通して「フロー(連続した動き)」へとつながります。

動きがよりダイナミックになっていく中で、**スポッター(見守り・支える役割)**の重要性が増していきます。

スポッターは、安全のためだけでなく、
おたがいの状態を観察し、必要なときにサポートを差し出す、大切なパートナーとして関わります。

このステージでは、成功のコツだけでなく、
うまくいかなかったときにどうすればいいか
どのようにリセットしたり、相手と確認し合えばよいかといった「安全な失敗の方法」も学びます。

それは、失敗を恐れることではなく、信頼とコミュニケーションを土台にした、やさしい探求のプロセスです。

ここでも、安心感・オープンな対話・同意を大切にしながら、
おたがいの限界をやさしく探っていきます。

ポーズの入り方・抜け方、パートナーとの声かけや立て直し方、
支えること・支えられることを、ていねいに練習していく中で、
「フロー」=おたがいが呼吸を合わせ、ひとつの流れに乗るような感覚が、少しずつ感じられるようになっていきます。
🔴 ステージ 4 – アクロヨガ – AcroYoga

信頼が動きに変わるとき、表現は自由になる。

自分を感じる力、相手を思いやる気持ち、オープンな対話と信頼関係。
それらを土台に、アクロヨガの自然で自由な表現がはじまります。

このステージでは、
自分の身体に耳を傾け、
パートナーを思いやりながら、
ともに動く信頼を育んできた時間が、少しずつ一つにつながっていきます。

アクロヨガは、力強さとやさしさ、
静けさと軽やかさのあいだをバランスよく行き来する、
そんな“共に創る”ムーブメントです。

誰かに見せるためではなく、
自分と相手の間に生まれる、
自然で自由な表現のかたち。

慣れ親しんだパートナーとだけでなく、
新しい人とのつながりの中でも、
言葉を超えた安心感や、呼吸のリズムが、そっとひとつに重なっていきます。

そして、ふとした瞬間に灯る、小さな火花のような気づき。
「ああ、いま、私たちは一緒に動いているんだ」

その気づきが、
次のステージへの扉を、やさしく開いてくれます。
どこから始めればいいですか?

支え合うヨガのステージは、それぞれの心地よさや好みに合わせて、無理のない体験ができるように構成されています。
私たちは、一人ひとりが異なる人生の歩みを経て、今ここにいることを大切に考えています。だからこそ、どのステージにとどまってもかまいませんし、気になるステージがあれば、見学だけでもいつでもご参加いただけます。

迷ったときは あなたの気持ちとペースを大切に、無理のないステージをご案内します。
どこから始めても大丈夫です。どうぞ、お気軽にご相談ください。
🟢 ステージ 0:そっと、となりにいる
触れ合いが少し不安な方や、静かに始めたい方へ。
まずは呼吸やストレッチを通して、そばに人がいる心地よさを感じていきます。
目を合わせる、空気を感じる、となりにいる──
そんな小さなつながりを味わいながら、ふれあいの準備をやさしく進めていきます。

🟢 ステージ 0・1:ふれあいヨガ
そっと、となりにいることから始めたい方へ。
まずは触れ合いのないストレッチや呼吸のワークから、安心できるペースで。
目を合わせる、空気を感じる──そんな小さなつながりを通して、
「寄りかかる」「触れる」といったやさしいふれあいへ、自然につながっていきます。
🟡 ステージ 2:ひらくヨガ
少しだけ、支えられる体験に踏み出してみたい方へ。
スポッターが見守る中で、やさしいリフトに挑戦します。
支えられることで生まれる心の軽さや、静かなよろこびを味わっていく時間です。
🟠 ステージ 3:軽やかヨガ
呼吸に合わせて動く流れを楽しんでみたい方へ。
ポーズをつなげて動くフローや、少しダイナミックな展開に取り組みます。
支え合い、声をかけ合いながら、自信と軽やかさを育てていきます。
🔴 ステージ 4:アクロヨガ
パートナーと共に、自然な表現としての動きを深めたい方へ。
信頼・つながり・遊び心をもとに、表現豊かなパートナームーブメントを育みます。
見せるためではなく、感じ合いながら共につくる、そんな時間です。
広島県内で、見学だけでもご参加いただける、やさしいクラスやワークショップを開いています。
「最初の一歩」を踏み出したいと感じたら、こちらのページをご覧ください。